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ラタトゥイユ

今回はオリジナルです。フランスはプロヴァンス地方のおふくろの味。
日本でいえば「煮物」といったところでしょうか。
もともとうちでもDOを使わず作っていたのですが、短時間で火が通るDOなら
より味が入るだろうと試してみました。


↑翌朝味が染みたラタトゥィユ

●作り方●

材料(4人分):
トマト3個、たまねぎ中2個、ピーマン4個、セロリ1本、長ネギ1本、
パプリカ色違いで2個、ナス2本、ズッキーニ2本、ホールトマト1缶、
にんにく一片、オリーブオイル、コンソメの素3個、塩、コショウ、砂糖

野菜は特に決りはありません。トマトさえ外さなければあとは
組み合わせ自由です。カラフルな色合いを楽しみましょう!
お奨めは意外に合う長ネギ。本当はポロねぎなんでしょうが、
日本の長ネギが合うとはフランス人も知るめぇ(笑)
通常プレヒートするんですが今回はしないのがポイント。
オリーブオイルをたっぷりいれてからみじん切りしたにんにくと投入。ここで着火。ゆっくりとオリーブオイルに香りを移します。絶対に焦がしてはダメ。むしろ揚げるようなかんじで。
きつね色になったら荒微塵に切った香味野菜投入(ナス、ズッキーニ以外)。もし少し油っこい感じがよければナス、ズッキーニを先に入れて油を吸わす方法もあります。ここから火はしばらく中火。
ある程度火が通りしんなりしたら、ナス、ズッキーニを入れます。さらに一通りいためましょう。
ここで刻んだトマトを入れます。またよーく混ぜます
さらにトマトホール缶を入れて混ぜます。よーく混ぜたら塩、コショーをふって蓋をして煮込みます。ローリエを入れてもいいですね。中火キープでまずは20分。1回蓋を開けて様子を見ましょう。
野菜が柔らかそうになったら蓋をずらして水分を飛ばしながらさらに煮込みます。そのときにコンソメの素投入。そして砂糖が大さじ一杯。(コーヒー用のグラニュー糖1本でもOK)
水分が抜けてかさが減ってくるととろみが出てきます。
こんな感じになれば出来上がり。全体を混ぜあわせるとドロッとした感じのなるのが目安です。
温かいままならスパゲッティにかけてもいいし、ピラフにかけてもいい。もちろんそのままでも。
さめても美味しいのがラタトゥイユ。(というより本場は冷ましてから食べます)
フランスパンにとてもよく合いますよ。

注意!
翌朝食べるとさらに味がこなれてとっても美味しいのですがDOにいれっぱなしでは
DOの鉄分が出てまずくなっちゃいます。鍋や容器に必ず移し替えましょう。

■さてどうだったのか?■
やはりDOだと調理時間が短くてすみますね。さてお味でございますがこれは保障いたします。そんなに失敗はないと思いますし、かなり気軽に出来ますよ。実は今回の裏技はこれをどう食べるか。
いつもはパンにのせるんですが、今回はそのクラフトを100スキで自作してみました。
その名も「100チャパ」!こっちもご覧くださーい。


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